「結局、Apple Watch(アップルウォッチ)って何ができるの? 本当に必要なの?」
2021年となりさらに目にする機会が増えてきたApple Watch。
なんて風に感じてはいませんか?
「通知や着信をチェックしたり、、。iPhoneがちょっと便利になるだけなんでしょ?」とか。
わかります。僕もそうでした。
実際に体験してみないと、なかなか見えてこないのがApple Watch。
そんなあなたに「Apple Watchでできること」を徹底的にお伝えするためにまとめたのがこのページです。
- Apple Watchでは何ができるの?どんな機能があるの?
- それで、何が便利になるの?便利な使い方は?
- そして、毎日の生活がどのように変わるのか?
本記事は大きく3つの構成でApple Watchでできることについて徹底的に解説しています。
- 僕の毎日の生活をサンプルにしたApple Watchの活用事例
- 利用目的や活用シーン別のApple Watchのできること一覧
- できないことや機種ごとの比較・違い
1つでも多くのあなたにとっての「できること」。
見つけていただけると嬉しいです!
ここでは基本、最新世代のApple Watchに準じた機能や活用方法などを中心に紹介します。
あわせて各世代や使用モデル、OSなどの違いによる機能の比較なども解説しています。
Contents
【活用事例】Apple Watchとの一日の生活
おそらくあなたが想像している以上にApple Watchできることは多いです。
と同時に「こんな小さなディバイスがそんな多くの機能をコントロールできるのか?」なんて疑問も湧いてくるかもしれません。
そういったところにも触れながらまずは
僕の普段の一日の中で、Apple Watchで何をしてるのか?
その活用事例を時系列にそってご紹介します。
快適な起床と毎朝の確認ポイント
一日のはじまり。毎朝、Apple Watchに最初に目をやると表示されているのがこの文字盤。

ここでは文字盤から「今日の自分の予定」と「今の自分の調子」がひと目で確認できるよう設定しています。
- 「カレンダー」「天気」 今日の自分の行動をチェック
- 「睡眠状況」「心拍数」 今の自分の状態をチェック
毎日の決まったタイミング、「自分の今の調子」をチェックする習慣。Apple Watchで身につけてみませんか?
たとえ調子がいまいちでも、客観的なデータとして不調の理由が見えてくると、少なくともメンタルについてはニュートラルに戻せます。
それでも無理なら、もう完全に体調不良だと判断できます。ダメな時はダメな時で、自信を持って休んでしまうという判断ができるわけです。

- 「今日の自分」と「今の自分」がひと目で把握できる
- 「自分の調子」の客観化で感情を整えることができる
- 「自分のモード」を切り替えることができる
今日の予定と今の調子。そのチェックが済んだら、Apple Watchの画面を横にスワイプ。画面を次の文字盤へと移します。
このアクションをトリガーにして僕のモードも「活動モード」へと切り替わります。
モーニングルーティンで習慣を強化
続いて表示される文字盤がこちら。先と同じ「インフォグラフモジュラー」を使用していますが表示される内容が異なります。

タスク&時間管理アプリ「たすくま」を中心にした毎日の「モーニングルーティン」をこなすための画面に設定しています。
- 「たすくま」 指示に沿って粛々とタスクを消化
- 「アクティビティ」 運動へのモチベート
- 「呼吸」 瞑想の習慣化
朝の慌ただしい時間って、意外なほどちょっとしたアイデアが浮かんだりしませんか?
Apple Watchの「Evernote」はいつでもその場でメモを取るのに役立ちます。
何かしら気づきがあればすぐにEvernoteでメモ。その場ではいったん忘れて、ルーティンに戻るようにしています。

- 一日のスタートを切るためのペースづくりができる
- 自然と新しい習慣を取り込むことができる
再度Apple Watchの文字盤をスライドし、毎朝のトレーニングへGO!
毎朝の運動へのモチベーション
その日の活動状況を示すアクティビティを中心に据えた文字盤です。

今ではこの文字盤を見るだけで自然と意識は「運動モード」へと切り替わります。
「アクティビティリング」を中心にトレーニングに欠かせない複数のアプリを設置しています。
- 「アクティビティリング」 進捗確認と強力なモチベート
- 「ワークアウトアプリ」「タイマーアプリ」 標準アプリ
- 「HIITタイマー」 HIITトレーニング用
単なるリングと侮るなかれ。このリングは一度意識してしまうとびっくりするほどにやる気を高めてくれる優れもの。
本能に訴えかけてくるのでしょうか?
- 毎日の運動へのモチベーションの維持・向上
- より健康的な生活が手に入る
このタイミングでApple WatchをSeries 4 からSeries 6に切り替えます。

就寝中とルーティン化された活動時にのみ使用しているSeries 4 。文字盤は基本この3つしか使用していません。
日中は情報量を重視して
僕がメインで使用している文字盤です。日中、のんびり過ごしているときは基本これ。

「インフォグラフ」は現在Apple Watchに用意されているもっとも設定できる項目、情報量が多い文字盤です。
- 普段はこの文字盤「インフォグラフ」を使用中
- 設定できる「コンプリケーション」が最多
オールラウンダーな文字盤ですね。工夫すればルックス面でもかなりこだわりを発揮できます。が、管理人は情報量を優先で。
頻繁に使用する画面だけあって設定する機能、コンプリケーションは頻繁に入れ替えています。
- ひと目で様々な情報、機能、アプリにアプローチできる
そろそろ仕事の時間です。
再びApple Watchの画面をスライドして・・、「仕事モード」へのトリガーを。
仕事中は「集中力upモード」
仕事中はこの2枚の文字盤を行き来しています。

より集中して作業に取り組むために設定した文字盤です。
Apple Watchを使うようになって痛感しているのが誘惑の多いiPhoneでタスク管理を行うのが如何に危険なのかということ。
仕事中はiPhoneには極力触らずApple Watch一本で。
そういう意味でも生産性の向上に大きく貢献してくれているといえます。
- 1枚目は作業時間を見積もるための「たすくま」を中心に
- 2枚目はタスクリストを管理するための「Things3」中心
- 「睡眠状況」「心拍数」「深呼吸」 集中力を整える
ここでも「睡眠状況」&「心拍数」のチェックは欠かせません。
調子が上がらない。集中力が散漫だ。そんなときは「その理由」を客観視してみましょう。すぐに冷静になれますよ。
集中力を維持するためならApple Watchで「ポモドーロタイマー」を試してみるのも良いですね。

- 進捗を把握しながら効率良く作業が進む
- タスク管理と体調、集中力へのケアで生産性の向上も
今日の仕事も無事終了!?
Apple Watchの文字盤を切り替えて、気分も「オフモード」に切り替えます。
仕事終了〜生活モードへ
仕事を終えたあとは、先ほどのこの2つの文字盤のいずれかを表示しています。

- 時間帯に応じてApple Watchの機能や役割を切り替えできる
- 自分の気分のオンオフも上手に切り替えできる
仕事上がりや休日など、出かける際には当然、「お出かけモード」用も文字盤に切り替えます。
状況に応じた「外出モード」
その時々の気分、バンドの種類や服装、出先に応じて文字盤を切り替えています。

メイン文字盤や運動モードにしているときも多いですが、どちらかと言うと機能性よりもルックス重視で選んでいます。
お出かけの際のApple Watchはこんな感じで着飾って?います。

もちろん、ルックスだけではなくApple Watchにはしっかりと働いてもらいます。
急な天気の崩れにも素早く対応できたり。

リマインダーで忘れ物やうっかりミスを防ぐことも。

Apple Watchに道案内も頼めます。

買い物の支払いももちろんApple Watchで。

待ち時間には音楽を聴いたり、「Audible」で本を聴いたりも。

- 状況や気分に合わせて「着飾る」ことができる
- お出かけ中も通知で安心
- お店での待ち時間も支払いも
そんなこんなで今日も終りが近づいてきました。
Apple WatchをSeries 6からSeries 4 へと付け替えて、一日の終りに備えます。
「就寝モード」で眠りを改善
Apple Watchの入れ替えをトリガーに、気分も「就寝モード」へと切り替えます。

健康管理の第一歩は適切な睡眠から。

僕がApple Watchを真剣に使い込むようになった一番の理由がこの睡眠です。

睡眠状況が大きく改善したのはApple Watchのおかげ。
ということで、明日も良い一日を過ごすためしっかりと眠りたいと思います。
おやすみなさい♪
- 睡眠状態を記録、確認し、睡眠を改善できる
- 適切なタイミングの目覚ましで気分の良い目覚め
Apple Watchのある生活で手に入るもの
Apple Watchでできること。
ごく一部にはなりますが、僕の一日の生活を振り返ってみるかたちでご紹介してみました。

そして、僕が毎日Apple Watchを使っている一番の理由はこれ。
- なまけ者の自分をなんとかコントロールできている
時系列にそって文字盤を切り替えていくことで、Apple Watchでできることもどんどんと切り替わる。
それをトリガーに自分の気持ちも状況に応じて切り替え可能。
毎日Apple Watchを使い続けたことによる習慣化の賜物です。
これが僕にとっての最大の「Apple Watchでできること」だとお伝えしたいです。
でも、やりたいことは人それぞれ。だから・・
これらはApple Watchでできることのごく一部に過ぎません。
そして、Apple Watchを使う目的も人それぞれのはず。
ここからはApple Watchの利用目的や活用シーンごとの「できること」をまとめます。
例えば・・・
- iPhoneと連携してできること
- 健康をサポートするためにできること
- 運動をサポートするためにできること
- 生活や仕事をサポートでできること など
その他にも・・・
- 今のApple Watchではできないこと
- 端末、OS別のできること比較
- 追加され続けるApple Watchの新機能
以下、かなりの情報量になります。
まずは「目次」を参考に興味のあるものからチェックしてください。
iPhoneとの連携&通知

Apple Watch(アップルウォッチ)単独でもできることは増えてきました。ですが、その真価はPhoneとの連携(ペアリング)にこそあります。
iPhone ✕ Apple Watch の上手な連携であなたのiPhoneライフをもっと快適に!
最初の「Apple Watchのできること」はiPhoneを支援するための以下のような便利機能。
たとえば・・・
通知の確認
LINEのメッセージやメールの受信、最新ニュースの更新情報などの様々な通知。Apple Watchがあれば、わざわざiPhoneを取り出さなくてもすぐに確認できます。
ちょっとしたことのようでも、これが思いのほか便利です。

カバンやズボンのからその都度iPhoneを取り出す動作。Apple Watchを使い始めるまではさほど気にしていませんでいた。でも、この小さな(でも、意外と頻繁に発生する)積み重ねから開放されるのがこんなにもストレスフリーにつながるとは。
何より「大切な通知を見逃さなくてすむ」という安心感。「通知の山に埋もれてしまった大切なあの人からのメッセージ」あなたにはそのような経験はありませんでしたでしょうか?
日常の何気ないストレスを1つ1つ解消してくれるのがApple Watchの「小さいけれど大きなメリット」の1つです。

メッセージやメールの通知も便利ですが、個人的には天気や防災関連の通知をかなり重宝しています。

メッセージへの返信

届いたメッセージにはその場に返信可能。返信は「音声入力」「定型文」「スタンプ・絵文字」などを使用します。
家族や友人などへの「ラフな意思表示」ならApple Watchだけで充分です。

「メッセージ」だけでなく、メールやTwitterなどの返信も簡単なものなら気持ち良いくらいにサクサクとこなせます。

サクサクのためにはApple Watchの事前の設定も大切です。

電話の応答や発信も
iPhoneを取り出さずに電話を掛けたり、掛かってきた電話に応答したりも可能。Cellularモデルなら、iPhoneがそばに無くてもApple Watch単独で電話できます。

また、iPhoneを取り出さなくても、すぐに着信相手を確認できるのは精神的にも良いですね。

音楽再生をコントロール
iPhoneで音楽を聴いているときもApple Watchが活躍します。「これが1番便利!」なんて方も多いようです。

曲やプレイリストの切り替え、音量の調整など、わざわざiPhoneを取り出すまでもなく手元のApple Watchで簡単に操作できます。
Apple Watchに追加(同期)した曲やプレイリストはiPhoneが無くても単体で再生可能。

音楽だけでなくPodcastやオーディオブックの再生などもApple Watchから操作できます。同期した番組などはApple Watch単体で楽しめますよ。

Siriにお願い
Apple Watchでも「Siri」は大活躍。手元にいつも「アシスタント」がスタンバイしてくれている安心感。
「watchOS 5」で搭載された「Raise to Speak」(「Hey,Siri」なしでSiriを起動できる機能)の登場以降、ますますSiriを身近に感じるように。
例えば、僕のSiriの活用シーンは・・・
- ちょっとした調べ物
- ラーメンの強い味方「タイマーの起動」
- 仮眠をとる際の「アラームの設定」
- 急な用事や思いつきにも対応できる「リマイダーの登録」
iPhoneのカメラを操作・写真撮影
iPhoneのカメラアプリを遠隔で操作できるApple Watchの「リモートカメラ」機能。
離れた場所にあるiPhoneのカメラの起動や撮影などを手元のApple Watchで行えます。Siriによる操作も可能。

iPhoneで集合写真を撮るときなどに活躍してくれる機能です。自撮りの際も便利です。
Apple Watchの画面がカメラのファインダーになります。iPhoneの画面を見ずに写真撮影ができます。
シャッタータイマーも使用可能。フラッシュ・HDRなどのコントロールなどもApple Watchから操作できます。

iPhoneを探す
iPhoneが見当たらない!なんてときもApple Watchがあれば安心です。

「iPhoneの呼び出しアイコン」をタップするとiPhoneでサウンドが再生。その音を頼りにどこかに隠れた相棒を見つけだしてください。
管理人もApple Watchを手に入れて以来、ずっと使い続ける隠れた(?)便利機能です。

健康をサポート

肌身離すことなく身につけるApple Watchは常に私たちの健康をサポートしてくれます。
僕もこの「健康のありがたさ」の再確認をきっかけにApple Watchの活用法を1から見直すことができました。
「健康をサポート」。なんとなく地味にも思える機能です。ですが、ついついそのありがたさを忘れてしまうなんてのは本当は幸せなこと。
そんな私たちの健康をApple Watchは日々支えてくれています。
睡眠の改善
健康な毎日の第一歩、それは「睡眠」です。そして、僕がApple Watchによって手にした最大の恩恵こそがこの「睡眠を改善できた」こと。
仕事柄、眠りついては常に悩みを抱えていました。ですが、いつくかの睡眠関連アプリを活用した結果、睡眠状況の劇的な改善に成功。

睡眠管理アプリ「AutoSleep」は僕がもっとも愛用しているアプリの1つです。

iPhoneの「ヘルス」アプリを確認すればその改善状況も一目瞭然。

Apple Watchを身につけておけば、意識しなくても勝手にさまざまな自身の身体に関する情報がこの「ヘルス」アプリに集まります。これもApple Watchだからできる大きなメリットです。
自身の健康についてはこの「ヘルス」アプリでの一元管理を意識しながら日々、Apple Watchの活用方法を模索しています。
深呼吸(瞑想)の習慣
この「呼吸アプリ」こそがApple Watchのキラーアプリ!なんて方も多いのでは? 逆に使わない方はまったく使わないアプリかもしれません。(ぜひ、しばらく使ってみてほしい!)
深呼吸やマインドフルネスの効果については別項に讓りますが、その習慣化に大いに役立つアプリです。

仕事に入る前の「導入ルーティン」として「瞑想」を習慣化できました。作業を開始する際に上手に「気持ち」を切り替えできるようにもなりました。
結果、健康だけでなく日々の仕事、その生産性も激増(したはず)です。

日々のマインドフルネスの状況はiPhoneの「ヘルス」アプリで記録、確認できます。

リラックスから来る健康と集中力。あなたもApple Watchで手に入れてみませんか?

しっかりとした手洗い習慣
衛生的な手洗いはこれまで以上に重要となった昨今です。

Apple Watchの「手洗いタイマー」&「手洗いリマインダー」を活用すればしっかりとした手洗い習慣が身につきます。

帰宅後に届く手洗い通知はうっかり忘れをしっかり防いでくれますよ。

騒音を監視し聴覚を保護
周囲の環境音を計測し、聴覚に悪影響を与えるレベルの騒音を感知すると通知で知らせてくれます。

iPhoneの「ヘルスケア」アプリで過去の履歴なども確認できます。

普段から騒音の多い環境に身を置かれる方はまめなチェックをおすすめします。
「ノイズ」アプリはApple Watch Series4以降の端末に対応。

心拍数の計測・異常検知
Apple Watchがあれば自身の心拍数の様子が常に把握できます。

また、高心拍数や低心拍数などの危険な状態が検知された際はアラート通知が届きます。実際、この通知によって命を救われた、病気を発見できた、などの報告も多数あがっています。
また、常に心拍数をチェックすることで、想像以上に「その時々の心身の調子」と心拍数が連動していると気づきます。
結果、常に自身の調子の客観的な評価が可能。それに応じた適切かつ細やかな日々の計画作成や修正も行えます。
これによって「健康の増進」のみならず「生産性の向上」にもしっかり繋がっています。

転倒検知機能
着用者の転倒を検知し、「バイブレーション」「警告音」「画面のメッセージ」などでアラートを行ってくれます。その後、一定時間(1分間)着用者に動きがなければ、警告音の音量が段階的に増加。緊急通報サービスに自動通報するような設定もできます。
さいわい僕はこの機能のお世話になった事はありません。ですが、高齢のご家族などのがいらっしゃるのなら安心できる機能なのではないでしょうか。
運動をサポート

僕がApple Watchを身につける最大のモチベーションの1つ。それがこの運動への欲求です。
以下のようなApple Watchの便利機能で決して楽ではない運動へのモチベーションを維持できています。
アクティビティで毎日の成果を記録
日々消費するアクティブカロリーや、エクササイズ時間、立ち上がって動き回った回数などをカウント、記録してくれる「アクティビティ」アプリ。

正直、最初はまったくといってよいほどピンとこなかった機能でした。が、いざ意識するようになってくるとと「あと1歩、あと1分、あと1回」といった小さな積み重ねへのモチベーションが格段に高まってきています。
その秘密がこのリング。まさかこのリンクを繋げるだけの行為にこんなにもハマってしまうとは!?
でも、それは僕だけの話ではありません。

小さな一歩の積み重ねへの原動力。このリングは「魔法」です。
あなたもApple Watchの魔法にかかり、今日のリンクを完成させてみませんか?

ワークアウトで日々の実践と管理

日常生活での活動記録を主な役割とする「アクティビティ」アプリに対して、毎日のエクササイズやトレーニングの実践状況を計測、記録してくれるのが「ワークアウト」アプリです。
「記録の習慣」こそがモチベーションを保つための秘訣だと実感しています。

ランニング、ウォーキング、スイミング、HIIT(高強度インターバルトレーニング)をはじめとした多くの種目の計測や目標設定、記録の確認が可能です。

運動を支援する追加アプリの数々
Apple Watchにはその他にも毎日の運動を支援してくれる多くのアプリが揃っています。
また、2020年には「Apple Fitness+」というサービスも開始されました。

自身の目的や状況に応じたアプリやサービスを活用し、あなたのための健康管理の環境を作り出せる。これもApple Watchの強みと言えるでしょう。
生活・仕事をサポート

Apple Watchの数多くの便利な機能。これらを上手に活用し、毎日の仕事や生活をより快適に。
こんなときに役立つちょっとした便利機能から、日々の生活にはもう欠かせないこんな機能まで。毎日の生活を変えてくれる「Apple Watchでできること」。たとえば・・・
Apple Payで買い物の支払いもスムーズに
Apple Watchがあればもうコンビニではお財布どころかiPhoneすら取り出す必要はありません。リーダーに左手(右手)をかざせばあっという間に決済は完了です。
少し時間ができたら手ぶらでふらっとランニング。これ、最高です。それができるのもApple Watchがあるおかげ。
対応しているサービスはiD、QUICPay、MasterCardコンタクトレス、JCB Contactless、そして、Suicaなどが随時追加中。

Apple WatchのWalletには普段遣いのクレジットカードを登録しておきたいところです。

Suicaで電車などの交通機関を利用。関西などのSuica圏外でも相互利用ができる交通系ICカードが対応していれば基本、Apple WatchのSuicaは使えます。
専用アプリを使用して飛行機の搭乗などでもApple Watchは活躍します。
天気や予定の確認
腕に視線をやるだけでいつでも気軽に今日の天気や1日の予定などを確認できる。これもApple Watchがあればこそです。

標準のカレンダーアプリだけでなく様々なスケジュールやタスク管理アプリが揃っているのもApple Watchの良いところ。
僕はタスク管理アプリ「たすくま」のヘビーユーザーです。
優秀な秘書があなたの右腕、もとい左腕に。この安心感。もうひとりには戻れません。


地図アプリで道案内
地図アプリはさすがにiPhoneにはかなわないでしょ!? なんて風にも思っていたころもありました。が、いざ使ってみるとApple Watchによる目的地のナビゲート。これがかなり使えるんですね。

特にバイブ(振動)によって曲がる場所を知らせてくれる機能がほんとに便利。混雑した街中でiPhoneの画面を覗きながらフラフラと、なんてこともなくなりますし、自転車などで出かけるときにも助かります。

さすがに「地図を見ながら街中を」なんて時にはiPhoneにはかないませんが・・。「地図を見なくてすむ」のがApple Watchの利点です。
iPhoneの地図アプリと上手に併用&連携させてスムーズなお出かけを。
「コンパス」アプリの登場でますます便利になった地図アプリです。

トランシーバーが意外と使える
地図アプリ以上に「これは使わないな!」と思っていたのが「トランシーバー」でした。ですが、蓋を開けるとこれが意外と活用シーンがあったりします。

特に、同居の家族の呼び出しや、仕事中の同僚に一声かけるとき。わざわざ電話するまでも無いような状況ではこのトランシーバーに手が(指が?)伸びます。
自宅では常にiPhoneを持ち歩いているわけでもないですし。
いくつかの使用条件を満たす必要がありますが、まわりにApple Watchユーザーがいらっしゃるのなら、一度その活用シーンを考えてみるのも良いのでは。

Macのロック解除やミュージックの操作
Apple Watchを身に着けておけば、Macを前にするだけで何もしなくても自動でロックの解除ができる。
これがもう本当に便利です!
個人的にはiPhoneで指紋認証が導入されときのあの感動をさらに一段上回るレベルの感動です。

Macの前に座るだけで自動でログイン解除。というか、「ログインを解除している」という感覚すらなくなるレベルです。にもかかわらず、セキュリティ面もバッチリという。
Apple WatchとMacの連携といえば「ミュージック」(iTunes)のリモート操作も活用シーンの多い便利な機能です。

豊富なアクセサリーから選択できる
スマートウォッチといえばApple Watchの独壇場!?
それだけに各社がこぞってApple Watchのためのアクセサリーや関連アイテム、周辺機器を投入しています。

ここまで豊富なアイテムが揃うスマートウォッチはApple Watch以外にはありません。
充実したアクセサリーからお好みのアイテムを自由に選び、より快適な「林檎時計のある生活」が実現できる♪ これもApple Watchの魅力の一つといって良いでしょう。
こんなオシャレなバンドが格安で手に入るのもApple Watchの魅力の1つ。

アップルウォッチはやっぱり時計?

アップルウォッチという呼称が示すとおり、Apple Watchはなんだかんだ言っても「時計」です。少なくとも「時計のフリ」はしています。
だから当然、時計だからできる便利な機能もいろいろです。たとえば・・・
文字盤の切り替えとカスタマイズ
Apple Watchに用意された様々なデザインの文字盤。時々の気分に応じてお好みのデザインの時計を楽しめます。
画面のスワイプで複数の文字盤を切り替えるながら使用もできます。見た目の変化だけでなく機能や目的、状況などに応じて文字盤を使い分けるような使い方が可能。

たとえば僕は「インフォグラフ」「インフォモジュール」「アクティビティデジタル」の3つの文字盤をメインにいくつかの文字盤を状況に応じて使い分けています。
文字盤では表示する情報、アプリの「コンプリケーション」の変更や追加などのカスタマイズができます。
自分オリジナルの「文字盤」を作り出すのは楽しいですよ♪

アラーム・ストップウォッチ・タイマー
時計としての基本機能(?)にも当然対応しています。
毎朝、Apple Watchに優しく起こしてもらうのはもはや日課です。ちょっとした運動や仮眠のときにはタイマーを活用しています。
「6時になったら起こして」「3分タイマー」
Apple Watchはなんだかんだでやっぱり時計。「アラーム」と「タイマー」アプリはきっと多くの方が毎日のように使うアプリになるでしょう。


アプリ追加でさらに広がる「できること」

様々な機能を持つアプリをインストールすれば、簡単にApple Watchに「新しいできること」を追加できます。
あなたの目的にあったアプリを選べば「あなただけのApple Watch」へとどんどん進化する。

「Apple Watchでできること」、その可能性は無限大です。
今後に期待!?Apple Watchで「できないこと」

もはやApple Watchのない生活など考えられない毎日ですが、まだまだ「できないこと」も多いです。
今後に期待をしつつApple Watchでできないことについてもまとめてみます。
Apple Watchで「できないこと」
- 日本国内での心電図の測定(ECG機能)
- YouTubeなどの動画視聴、動画通話
- iPadとの連携
- Android端末との連携
- バッテリーライフはまだまだ不安
心電図の測定(ECG機能)
Apple Watch Series4登場の際にもっとも注目された機能の1つが「心電図を測定する機能(ECG機能)」。
Apple Watchのデジタルクラウンに指をあてるだけで心電図を測定できる。日頃から健康を意識するユーザーにとっては貴重な機能です。
ですが、日本では今のところ未対応。せっかくのECG機能も使用できない状態です。
医療に関わる機能であるECG機能を開放するには各国の厳しい規制をクリアする必要があります。現在、ECG機能に対応しているのはアメリカ、欧州各国、香港など特定の国や地域に限られています。
YouTubeなどの動画視聴
Apple Watchでもちょっとした写真の閲覧などは可能です。ですが、YouTubeをはじめとした動画視聴についてはまだ未対応。
FaceTime動画なども同様です。
Apple Watchで動画のチェックやテレビ電話などができる素敵な未来にも期待したいですね。
iPadとの連携
端末間のシームレスな連携による快適な環境。これがApple製品の魅力であるのは疑いありません。
同じAppleファミリーであるiPadとの連携もできるようになると嬉しいのですが。
まずは「ヘルスケア」アプリがiPadに対応してくれるだけでもずいぶん変わってくるように思います。
iPadとApple Watchの連携にも期待をしていきたいところです。
Android端末との連携
Apple WatchはiPhoneありきの製品です。Android端末と連携しての使用はできません。
ですが、「watchOS 6」&「Apple Watch専用App Store」(Apple Watch単独でアプリのインストールが可能に!)の発表以降、「Apple WatchがAndroidに対応するかも?」といった噂話もチラホラと聞こえるように!?
もしかすると将来、Androidユーザーさんにも「Apple Watchのある生活」が訪れるのかもしれませんね!
バッテリー持ちは相変わらず、、
Apple Watchの最大の弱点。それはバッテリーの持続時間。公称は以下。
1日のバッテリー駆動時間は「最大18時間」
ストレージからのオーディオ再生で「最大10時間」
GPSを使用した屋外ワークアウトで「最大5時間」
残念ながら、僕のように1日に複数回のワークアウト(運動)を行って、就寝中も睡眠の状況を記録して、仕事の進捗状況を常に確認しつつ、一息ついたら瞑想でリフレッシュ。
とにかく「1日中Apple Watchを着けていたい!」なんてケースだとなかなか心許ないのが現状です。
Apple Watch各世代のバッテリーライフ検証記事


管理人は日中は「Series6」、夜間、就寝中は「Series4」と2台の端末を交互に使用することでバッテリーの悩みから開放された快適な「林檎時計のある生活」を手に入れました。
ですが、はじめてApple Watchを手にされる方には、まだしばらくは充電のタイミングに頭を悩ませる日々が続きそうです。
以下を参考にバッテリーを上手に節約してみましょう。

「できること」は端末ごとにもこんなに違う!?

Apple Watchの新機種や新しいOSが登場する度に進化や新機能がどんどん追加されています。選択できるApple Watchのラインナップも増えました。
その結果、Apple Watchを使用する環境や端末、OSの違いなどによって、できることには違いも多くなっています。
- Apple Watch単独でできること
- オフラインでもできること
- Cellularモデル、GPSモデルのできることの違い
- 「NIKE+」モデル・「Hermès」モデルでできること
Apple Watch単独でできること
その進化の中、Apple Watch単独でできることも増えています。
GPSを搭載するApple WatchはiPhoneがそばになくてもジョギングなどワークアウトの測定(距離・スピードなど)が可能です。
また、watchOS6以降、アプリのインストールやOSのアップデートなどもiPhoneなしで行えるようになってます。
一方、「GPSモデル」か「GPS + Cellularモデル」かによってApple Watch単独できることには以下のような違いもあります。
「GPSモデル」「GPS + Cellularモデル」のできること比較
両者の違いは主に次の2点です。
- 携帯電話ネットワークによる機能
- ボディ素材などのデザイン面
「GPSモデル」はiPhone経由でのみ携帯電話ネットワークに接続できるのに対して、「GPS + Cellularモデル」ではApple Watch単独での接続が可能になっています。
「GPS + Cellularモデル」ならApple Watch単独でも以下のようなことが可能。(「GPSモデル」はiPhone経由でのみ可能)
- メッセージの送受信
- 通知の受信
- 電話の発着信、応答
- ストリーミング再生 など
また、ケースの素材にステンレススチール、チタニウムを選択できるのは「GPS + Cellularモデル」だけの特権です。(Apple Watch Series6の場合)
2021年も進化するApple Watchのできること!?
アップデートを続けるApple Watch。「Apple Watchでできること」は常に進化しています。
ここではディバイス、OSなど各世代に追加された新機能などをチェックします。
「watchOS 7」(2020)の新機能
2020年にリリースされた「watchOS 7」。
自分のiPhoneで家族のApple Watchのペアリングや管理ができる「ファミリー共有設定」や「睡眠の記録」、「手洗い」など健康に欠かせない多くの機能が追加されています。
- ファミリー共有設定
- 文字盤の共有機能
- 睡眠の記録
- 手洗い通知とカウトダウン
- ショートカットへの対応
- マップの自転車の経路案内
その他のwatchOS7の細かな変更点や新機能などについては以下のページにまとめています。

「watchOS 6」(2019)の新機能
2019年6月の行われた「WWDC 19」の基調講演では「watchOS6」で追加、更新される様々な機能が発表されました。
主なところででは・・
- AppleWatch用AppStoreでアプリの購入やインストール
- オーディオブック・ボイスメモ・電卓などの新しい標準アプリ
- アクティビティの強化(「Activity Trends」)
- 生理周期のトラッキング(「Cycle Tracking」)
- 周囲の騒音をチェック(「Hearing Health」)
- 新しい文字盤(「WatchFace」)の追加 など
「watchOS 6」の新機能なども引き続きご紹介していきます。
Apple Watchが電卓に。「計算機」アプリの使い方

Apple Watch series6のできること
2020年に登場したのは血中酸素濃度の計測などの新機能を追加したApple Watch Series6。
ですが、率直な感想は「今まで一番感動のないApple Watch」といったものに。
今回の目玉は新OS 「watchOS 7」や新モデル「Apple Watch SE」に持っていかれたような気がします。

- 血中酸素ウェルネスアプリによる血中酸素濃度の計測
- 強化された常時表示デスプレイ
- さらなる高速化&省力化を実現するS6チップ搭載
- 新色(ブルー・レッド)の追加
同時にエントリーモデルとされる新モデル「Apple Watch SE」も登場しています。
Apple Watch SEとSeries 6の機能比較はこちらのエントリーをどうぞ。

Apple Watch series5のできること
2019年、ついにディスプレイの常時表示を実現したApple Watch Series 5が登場。これによってApple Watchの使用感が大きな向上を果たしました。
一見地味ですが「コンパス機能」の追加もマップの使い勝手を大きく向上させています。
- 常時表示Retinaディスプレイの搭載
- ストレージ容量が一気に倍増(32GB)
- コンパス機能の追加
- 海外での緊急速報に対応
- EDITIONモデルの復活(セラミック・チタン)
Apple Watch series4のできること
ディスプレイの大型化などデザインの大幅な刷新が行われたApple Watch Series4。
特に使い勝手の向上した新しい文字盤についてはすぐにでもその進化を体感できるでしょう。
もちろん、その見た目に負けず中身の方もしっかりと進化しています。
- 心電図機能(ECG機能) ※日本は未対応
- 転倒検知機能&救急連絡機能
- デスプレイの大型化に対応する新しい「WatchFace」
- 「アクティビティ」・「ワークアウト」の強化
- Bluetooth 5に対応
Apple Watch series3のできること
先代モデル「Series2」と比較し、そのスペック差以上にキビキビとした動作を体感できるようになった点は高評価。
当然、Apple Watch Series 3でも多くの新機能が搭載されています。
ですが、この動作スピードの向上こそが最大の変化だと言えるでしょう。
- Cellularモデルの登場、LTEに対応
- AppleMusicがストリーミング再生に対応
- S3チップ搭載で高速化
- 気圧高度計の追加
【まとめ】これがApple Watchのできること
僕が普段から使用している機能を中心にご紹介してみましたが、主要な機能などについては一通りフォローできているはず。
これからもどんどん「できること」が増えていくApple Watch(アップルウォッチ)です。
僕たちの生活をこれからどのように変えくれるのか? 期待は尽きません。
2020年に引き続き20201年もApple Watchでできること。徹底的に解説&紹介していきますね。
それではお互いよい「林檎時計のある生活」を!
林檎時計な管理人(@GadgetJP2012)でした。ありがとうございました。