より大きく刷新されたディスプレイをまとい登場したApple Watch Series 7。
購入したのは以下のモデル。
- 本体サイズ:41mm
- ケース素材:アルミニウムケース
- ケースカラー:ブルー
- バンド:スポーツループ(アビスブルー/ モスグリーン)
発売前は弾不足の噂も流れていたApple Watch Series 7。
そんなこともあり、カラーやバンドの選択はショートカット。販売ページに陳列されていた組み合わせをスピード優先でそのまま購入したものです。
【Series 7 ファーストインプレッション】ディスプレイ以外に変化は無し!?
今回はApple Watch Series 7 の開封から数日間使ってみて感じたことをざっとまとめます。
第1印象。そこにあったのは確かに過去最高であり、同時に停滞も感じる。そんなApple Watchでした。
開封(アンボックス)レポート
薄型化された前回のSeries6とほぼ同じサイズ。
並べるとどちらがSeries7かは判別できません。
同梱物チェック
- Apple Watch Series 7
- バンド
- 磁気高速充電 – USB-Cケーブル(1 m)
同梱されているのは上記3点プラス説明書。シンプルな構成です。
去年のApple Watch Series 6から製品にUSB充電器は含まれていませんので注意が必要です。
磁気高速充電ケーブル
Apple Watch Series 7専用の高速充電に対応するための新たな充電ケーブルです。
現在販売中の3モデル。同梱される充電ケーブルはすべて異なるものになっています。
- Series7:USB-C磁気高速充電ケーブル
- SE:USB-C磁気充電ケーブル
- Series3:USB-A磁気充電ケーブル
ケーブル部分はUSB-AからUSB-Cにアップデートされています。Apple Watch SEもLPこのタイミングでUSB-Cに変更になっています。
充電器部分が薄型化。これまで使用していたアクセサリーが使えなくなるケースもありそうです。
手元にあった充電ケーブル用ケースは問題なく使えました。
本体
これと言って目立った新機能が搭載されなかったApple Watch Series 7。
Series 6と比べてみてもセンサー類の変化は確認できません。
40mmから41mmと僅かにサイズアップしたSeries 7。
Series 6まで愛用していた保護ケースは普通に装着できました。操作も一通り試してみましたが問題ありません。
ただし、上記の様に「スピーカー穴の形状」は大きく変化しています。また、反対側のマイク穴も微妙にズレがあります。
より大きくなったディスプレイ
最大の刷新ポイントであるApple Watch Series 7のディスプレイ。これまでの端末を並べてをチェックしてみます。
左から順番に38mm /40mm / 41mmサイズです。
セットアップ中はディスプレイの大型化による変化はさほど感じませんでしたが・・
セットアップ完了後はその違いに驚くことに。
特に実際に操作してみると、1つ1つのパーツやアイコンのサイズ感の違いが際立ちます。
38mmと41mmの本体を並べてみます。こんなに大きくなりました。
テキストも非常に読みやすくなりました。
ディスプレイのサイズアップ。その違いは一目瞭然。ただ、この新しいディスプレイへの感動も、いつまで続くかはまだ未知数。
これは今後の検証待ちというのが正直なところです。
どちらかと言うと恩恵を感じるのはディスプレイのサイズアップよりも明度アップです。
通常時、常時表示ともに非常に明るいデスプレイ。表示領域の拡大と相まって、視認性は大きく向上しています。
とはいえ、先代のApple Watch Series6にしても、視認性の悪さを感じることは基本なかったのですが。
Series7専用文字盤
Apple Watch Series 7には新しいディスプレイの性能を存分に活かした2つの専用文字盤が準備されています。
新文字盤「輪郭」
新文字盤「輪郭」。特別な機能などは備わっていませんが、ついつい設定したくなるデザインのも文字盤です。
ただ、画面上部の「ロック」「通知」などのアイコンの表示位置には若干の違和感を感じます。
新文字盤「モジュラーデュオ」
「モジュラーデュオ」は巨大なコンプリケーションを2つ配置できるグラフィカルな文字盤です。
今のところ、最適解を見つけ出すには至りません。サードパーティのアプリも含め、いろいろ漁ってみる必要がありそうです。
本体カラー「ブルー」との出会
本体カラーは初めてのブルー。これまでSeries2でブラックを選択した以外は毎年すべてシルバーを選択しています。
となると困るのがApple Watch用のアクセサリーですね。
上記は今回のApple Watch Series 7用に急ぎ用意したダークブルーのレザーバンド。普段から愛用しているBRG製のレザーバンドです。
色違いですが、BRGレザーバンドのレビュー記事はこちら。
新しい本体カラーに合うアクセサリー。今後、いろいろと物色していくことになりそうです。こちらもまた、記事にまとめることができると良いですね。
設定とアプリについて
今回は過去の設定は引き継がず、1からすべてを見直すことにしました。インストールするアプリについても思い切って絞り込みます。
ひとまずインストールしたのは下記のアプリ。
「厳選おすすめアプリ」としてまとめた定番アプリもいくつか外れてます。
今後、もう少し取捨選択はあると思います。設定共々、固まっまってきた頃にでも別途記事にまとめるよ予定です。
【まとめ】大きな進化と停滞の狭間のApple Watch
まずは新しいApple Watchのファーストインプレッションを。
アップデートされたディスプレイは想像以上のインパクト。一方で、それ以外の変化は今のところほとんど体感できずにいます。
とはいえ、Apple Watch Series 3 以前の端末のユーザーさんにとってはかなり大きな衝撃を感じることができるんじゃないでしょうか?
おそらく、僕が初めてApple Watch Series 4 を手にしたとき以上の驚きと興奮がそこにはあるはずです。(Apple Watch Series 4 は僕がこのブログを立ち上げるきっかけとなった端末です。名機です。)
Apple Watch Series 7 は決してダメな端末ではありません。
僕にとっての神ディバイスとなったSeries4 からさらに数段の進化を果たした最高のApple WatchがこのSeries 7です。
ただ、Series5、Series6とここ最近のApple Watch。今はまだSeries4のときのような「大飛躍」に向けての力を溜め込んでいる最中なのかもしれません。
また1つ大きな進化を遂げました。ですが、本番はもう少しだけ先。
それが今回の感想です。
結局、Apple Watch Series 7 は買いなのか?
Apple Watch Serie 3以前の端末をお使いのユーザーさん。間違いなく「買い!」です。ここにあるのはまったく別のApple Watchです。
Apple Watch Series 4をお使いのユーザーさん。ぜひ前向きに購入を検討されることをおすすめします。そろそろ「常時表示ディスプレイ」は体験しておくべき。
あとは「Apple Watchを2台運用」 したい方。バッテリーの悩みから解き放たれ、24時間一緒にこの子と過ごしてみませんか?
もちろん、「初めてのApple Watchは一番良いものを手にしたい!」。そんなあなたにもおすすめします。
Apple Watch Series 5、Series 6のユーザーさん。いったん冷静になりましょう。
以上です。
今回始めてApple Watchを手にした方は以下の記事もチェックしてみてください。
Apple Watch各モデルの違いを知りたい、比較したい方はこちらをどうぞ!
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