Apple Watchに期待するのはどんな機能ですか?
先日開催されたWWDC21の基調講演。
全体的な流れとしてはまず「健康」に関する機能の追加や改善&強化から始まり、「人とのつながり」を意識させる機能へと移っていった印象です。
今回は「WWDC21 基調講演」で語られたApple Watch情報をまとめます。
- WWDC21基調講演のライブ配信を見逃した方
- watchOS 8の新機能を一足早く知りたい方
- Apple Watchの最新情報が気になる方
Apple Watchの健康関連の新機能
watchOS 8での搭載が予想されるApple Watchの健康に関してのアップデート。主なところは以下の3点です。
- 「呼吸」アプリのアップデート
- 「睡眠」アプリのアップデート
- ワークアウトの追加など
「呼吸」アプリのアップデート
- 「マインドフルネス」に名称変更
- 「リフレクト」でマインドフルネスの実践支援
まず名称が「呼吸」から「マインドフルネス」へと変更になる模様。それに伴い、「リフレクト」と呼ばれるマインドフルネスの実践を支援する機能が追加となります。
「睡眠」アプリのアップデート
- 睡眠時の「呼吸数」の記録
現在、Apple Watchが測定している睡眠時間、心拍数、血中酸素などのデータに加え、あらたに睡眠中の「呼吸数」が記録される様に。
これらの情報は「ヘルスケア」アプリ、HealthKitなどで活用可能。
新しいワークアウトの追加
- 「太極拳」「ピラティス」ワークアウトの追加
- Apple Fitness+ ワークアウトの新シリーズ追加
watchOS 8では「太極拳」「ピラティス」の2つのワークアウトが追加されます。また、「Apple Fitness+ 」では新シリーズのワークアウトも加わります。
Apple Watchの人と繋がる新機能
watchOS 8では大切な人たちとの繋がりをより深いものにするためのアップデートも目に付きます。
- 「写真」アプリのアップデート
- 「メッセージ」アプリのアップデート
- 「HomeKit」との連携強化
「写真」アプリのアップデート
- 「写真」アプリのメモリー&共有機能
- 新文字盤「ポートレート」
「メモリー」の同期や共有機能など「写真」アプリに新たな機能が追加されます。
また、「写真」アプリのアップデートとあわせて、奥行き&没入感のある写真を活かした「ポートレート」が新しい文字盤として加わります。
「メッセージ」アプリのアップデート
- 音声入力&手書き入力&絵文字を組み合わせたメッセージ作成
- メッセージへのGIFの追加
- 「連絡先」アプリの追加
これまで単独でしか使用できなかった音声入力&手書き入力&絵文字を組み合わせることでより自由度の高いメッセージの作成が可能になります。
watchOS 8では「連絡先」アプリが追加となり、連絡先の追加、編集などがApple Watch上で行える様になります。
「HomeKit」との連携強化
- 「ホーム」アプリのアップデート
「ホーム」アプリが再設計され、Apple Watchからのアクセサリのコントロールや監視カメラの確認、メッセージの送信などがかんたんに行えます。
その他の新機能など
上記で触れた新機能以外にもwatchOS 8搭載のApple Watchには以下のような機能の追加、改善が予告されています。
- Apple Watchに触れずに操作「AssistiveTouch」
- ホームキー、身分証明書の追加などの「Wallet」強化
- iOS 15で利用可能になる「集中モード」への対応
- 複数のタイマー
- 常時表示ディスプレイへの対応アプリ追加
- 常時表示APIの改善
- 持ち物やディバイスを「探す」アプリ
- 刷新された「ミュージックステーション」
- 「天気」アプリが気象警報に対応
上記の中では特に、ディバイスに触れなくてもかんたんな手のジェスチャーでのApple Watchの操作を可能にす「AssistiveTouch」などは注目を集めるのではないでしょうか?
Walletの強化によってApple Watchが自宅やオフィス、ホテル、そして、車のデジタルキーとなります。また、一部の国では身分証明書の追加も可能に。
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以下、Apple公式HPに掲載されている情報です。
watchOS 8、Apple Watchに新しいアクセス、つながり、マインドフルネスのための新機能を提供
ありがとうございました!
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